BFI(Brain-Finger Interface)

◇手術後も痛みやしびれが消えない
◆CRPS(RSD)、線維筋痛症と診断された
◇椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と診断された
◆ケガや腱鞘炎で通院しているが、痛みが取れない
◇重量物を持ち上げたわけでもないのに、ぎっくり腰になった
◆心療内科に通っているが、頑固な痛みが続いている
◇どこに行っても原因不明と言われてしまう
◆自律神経の問題と言われた
                           ...など

■BFI(ブレイン・フィンガー・インターフェース)とは?

脳卒中に対するリハビリの一つに、関節神経学的治療法(ANT)があります。

BFI研究会代表・三上先生が難治性疼痛(※)の治療に用い、生まれた技術がBFI(Brain-Finger Interface)です。

(※)難治性疼痛…CRPS(RSD)、線維筋痛症、神経障害性疼痛、むち打ち症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病など

昔からある“手当て”という言葉…。

BFI は「全身の関節近くの皮膚、および骨を同時多発的に様々な組み合わせで触ることにより、痛みやしびれを取る」という最新の療法です。

どんな診断名を言われていたとしても、様々な症状が皮膚や関節への柔らかな刺激によって改善するという、驚くべき結果が多数報告されています。

BFI は、『施術者の指先を使って極めてソフトに-触れるか触れないかというくらいに本当に微かに-触るだけ』という技術です…。

では、なぜこのような手法で痛みやしびれが消えるのでしょう?

■その答えは“脳”にあった!

腰痛や肩こりをはじめとする慢性痛や、頭痛や自律神経症状、交通事故の後遺症からスポーツ障害に至るまで、その多くは身体の問題ではなく脳の神経活動に原因が潜んでいることが最新の脳科学によって分かりました。

たとえばプロサッカー選手の脳活動を調べると、ネイマールやイニエスタといった、超一流の選手は脳の活動量が少なく、神経回路のバランスが整っていることが報告されています。

逆にスランプに陥っているアスリート、痛みやしびれを抱えている人の脳を調べると、その多くに“脳活動の乱れ”すなわち信号伝達の偏り(神経ネットワークの不調和)が生じていることが分かっています。

⇒脳科学が明かす“脳の疲れ”とは?

こうした“脳代謝バランスの乱れ”は様々な症状を引きおこします。

なかでも、筋力やバランス感覚の低下、ケガの回復遅延、めまいやふらつき...

さらには記憶力の低下、自律神経の乱れ、気分の落ち込み等々...、

こういった症状が現れやすくなり、そして何より痛みやしびれを引きおこす最大の要因になるのです。

痛みやしびれという感覚は最終的に脳で作られます。

その発生現場にこそ問題が隠れていることが、近年の脳科学によって証明されつつあるのです。

なかでも前頭前野、帯状回、扁桃体、島皮質、小脳などの活動異常について、多くの報告がされています。

(下は慢性痛における脳機能画像)

こうした一連の研究成果により、脳代謝バランスの回復が痛みの消失につながることが分かってきました。

上の画像は、眼球運動を利用した心理療法(EMDR)によって慢性痛が消失した現象を捉えています。

BFI は、皮膚と関節への同時多発的な柔らかい刺激を通して脳の働きにアプローチする徒手医学です。

その情報が脳に持続的に入力されることで神経活動のバランスが回復し、脳内ホルモン(メラトニン、セロトニン、オキシトシンなど)の分泌が促されることで、脳代謝の正常化に繋がるのでは…」と考えられています。

上に示すようにスウェーデンの研究によって、人間の身体に触れる行為、すなわちタッチケアがオキシトシの分泌を促すこと、痛みや認知機能に著しい効果を示すことなどが証明されています。

世界中にある様々なタッチケアの中でも、特に日本人によって開発されたBFI は際立って繊細な技術-究極のテクニック-と言われています。

⇒「脳の疲れ」がとれる生活術(PHP文庫)の著者有田秀穂(東邦大学医学部教授)氏の話

それではなぜ、“関節への柔らかな複数同時の刺激”によって、脳にいい影響が現れるのでしょうか?

その理由は、一般に知られていない“小脳の働き”にあります!

■身体のバランスを安定させる仕組み

四足歩行の動物と違い、2本足で立つ人間の動きには精密なバランス機能が必要になります。

そのため、人体には非常に高度な仕組みが備わっています。

視覚や内耳の平衡器官はもとより、筋肉や関節に備わっている感覚受容器(センサー)による反射機能が起立、歩行を支えているのです。

HondaのASIMOが2足歩行に成功した背景には高精度のセンサーが開発されたことが挙げられますが、人間もまったく同じだということです。

そうしたセンサーの中でも特に“関節センサー”の働きは非常に重要です。

背骨にある関節センサーを実験的に切除すると、姿勢感覚障害が現れると言われています。

この関節センサー、実は振動や加速度、内圧の変化などを24時間、脳に送信し続けています。

それも、人体にある200数個の関節センサーが一斉同時に...!

そうした、膨大な情報が脳内、特に“小脳”で解析処理されることで、はじめて私たちはバランスをとることができるのです。

ところが心身環境因子などによって「脳の疲れ(神経活動の偏り)」が生じると、小脳における情報処理能力の低下が起こってしまうことがあります。

すると、バランスをとりづらくなってケガをしやすくなったり、筋肉が硬くなったり、疲れやすくなったりすることで痛みやしびれにつながります。

場合によっては精神にも影響が現れます。

実は近年の研究成果により、小脳は運動以外のあらゆる場面で活発に動いていることが分かっています。

なかでも「感情や感覚の統合(感情のバランスを維持し、触覚や運動感覚などの様々な感覚情報をとりまとめる働き)」に深く関与していることが示されています。

そのため、人間の小脳は環境の変化や心身の疲労などの影響を強く受けやすいのです。

■脳に働きかけて心身のバランスを整える!

BFI は、術者の手指10本による微細な刺激を中枢(脳)に届けることで、神経活動のバランスを回復させようとする技術です。

こうした「触覚と脳の密接な関係」を物語る事例のひとつに、

“倒立メガネの実験”があります。

「倒立メガネ(世界が上下逆さまに見える)をかけ続けると、人間の視野はどうなるのか?」という実験です。

この時、被験者は寝たきりでいると、いつまで経っても「世界は逆さま」のまままですが、積極的に動き回り手足からの触覚刺激が様々入ってくると、小脳による感覚補正システムが作動し、数日から数週間後には視野が正立するようになります。

つまり、被験者は、倒立メガネをかけたまま視野が正常化されてしまうのです。

BFI による効果は「人体にある200数個の関節の中でも、特に感受性の強い関節近くの骨に対して、様々な組み合わせで複数同時的に、非常に繊細な、柔らかな刺激を加えていくこと」

これにより、大小脳連関ループにおける神経活動の不調和が回復すると同時に、小脳での感覚統合が正常化された。

すなわち、倒立メガネの実験同様に、小脳での感覚補正システムが働いた結果だと考えられます。

(痛みやしびれはもちろんですが、平衡感覚や筋の協調性をはじめとする運動機能の回復と精神機能の改善が認められます)

こうした「感覚出力に関わる研究」はまだ始まったばかりです。

しかし、脳科学の発展によって、BFI の効果もいずれ証明される日が来るのでは!?と期待されています。

■料金

大人     ¥3,000
高校生以下  ¥1,500